無線LANのメリットや運用の注意点、電波や規格などの用語、要件定義や基本設計から
設定・構築・テストにいたるまで、たくさんのことをまとめています。
さらに、Arubaの機器を中心とした無線LANの設計と設定を解かりやすく解説しています。

カテゴリ: 5.無線LANコントローラ

後述するウィザード設定は、「5-4(1)WPA2-PSKの構成」に記載の構成とする。
以下に、本ウィーザド設定で関係するパラメータを示す。
大項目中項目内容備考
WLC基本設定ホスト名Aruba650
Adminパスワードadminpass
enableパスワードenablepass
タイムゾーンGMT-08:00 PST
日時手動設定
接続構成LAN
WLC構成スタンドアロン1台構成
VLAN、インタフェースIPアドレス192.168.0.201/24
ポート全ポート
ネットワーク情報GW192.168.0.1


Controller Wizard 画面を開く。
Configutation > WIZARDS > Controller Wizard をクリックする。NEW_WS000000









最初に、WLCのホスト名やログインバスワードなどの基本的な設定を行う。
(1)WLCのホスト名「Aruba650」を入力する。NEW_WS000001①







(2)Adminパスワード「adminpass」を入力する。NEW_WS000001②






(3)enableパスワード「enablepass」を入力する。NEW_WS000001③






(4)タイムゾーン「GMT-08:00 PST」と現在の時刻を選択する。NEW_WS000001④






(5)「NEXT」をクリックする。


次に、以下の3点からWLC構成を選択する。
・Standalone:1台構成
・Master:冗長構成で、設定中のWLCがマスター機
・Local:冗長構成で、設定中のWLCはスレーブ機

(1)今回WLCは1台であるため、「Standalone」を選択する。NEW_WS000003













(2)「NEXT」をクリックする。


次に、WLCのVLAN、インタフェースを設定する。
(1)図の通り、VLAN、インタフェース情報を設定する。NEW_WS000005








(2)「NEXT」をクリックする。


次に、WLCのデフォルトゲートウェイを入力する。
(1)デフォルトゲートウェイ「192.168.0.1」を入力する。NEW_WS000007














(2)「NEXT」をクリックする。


次に、WLC各ポートのVLAN情報を設定する。
(1)変更する必要がないため、内容を確認後、「NEXT」をクリックする。NEW_WS000008














次に、無線APに割り当てるためにプールするIPアドレスを設定する。
(1)本構成では無線APのIPアドレスは手動で設定するため、WLCが無線AP用にIPアドレスをプールする必要はない。
 「NEXT」をクリックする。NEW_WS000011







最後に、今まで設定した内容をWLCのconfigに反映する。
(1)画面右下の「Finish」をクリックする。NEW_WS000012










(2)「Configuration in Progress…」の画面が消えた後に、画面右下の「Finish」をクリックする。NEW_WS000013(1)









(3)画面上部の「Save Configuration」をクリックする。
 (2)までの操作では、running-configに保存されただけで、
再起動すると設定が消えてしまう。
必ず「Save Configuration」をクリックする。

ウィザード設定後のconfigについて、主なものを解説する。

enable secret "2bc52af301fe45f30fd306f93ccb7d651496326"  ←enableパスワード
hostname "Aruba650"  ←ホスト名

interface vlan 1  ←VLAN
 ip address 192.168.0.201 255.255.255.0  ←WLCのIPアドレス

ip default-gateway 192.168.0.1  ←GW

mgmt-user admin root 74a21dd00153c8a3c28f424902dc2448b370c9c9a4d030e908  ←Adminパスワード


ウィザードによる設定項目は、以下の5つが用意されている。
・AP Wizard
 無線APの基本設定を行う。
 (APのホスト名やIPアドレス、そのAPを制御するWLCのIPアドレスなど)

・Controller Wizard
 コントローラの基本設定を行う。
 (WLCのホスト名やIPアドレス、WLCの構成(1台構成または冗長構成)など)

・WLAN/LAN Wizard
 無線LAN設定を行う。
 (SSIDや認証、暗号化方式など)

・License Wizard
 ライセンスの登録を行う。
 (WLCが管理できるAP台数の追加登録など)

・WIP Wizard
 不正の検知や保護を行う。
 (不正APや攻撃の検知など)

各ウィザードの設定画面に移るには、
Configration > WIZARDS 内の該当項目をクリックする。
WS000000 (1)

後述するウィザード設定は、「5-4(1)WPA2-PSKの構成」に記載の構成とする。
以下に、本ウィーザド設定で関係するパラメータを示す。
大項目中項目内容備考
接続構成LAN       
WLCの選択手動設定(192.168.0.201)
無線APの設定ホスト名ap1
設定方法マニュアル
IPアドレス192.168.0.211
サブネットマスク255.255.255.0
GW192.168.0.1
DNSサーバ192.168.0.1
所属するAPグループdefault


APウィザードの画面を開く。
Configuration > WIZARDS > AP Wizard をクリックする。
NEW_WS000000 (1)

最初に、WLCと無線APの接続構成を設定する。
(1)本構成では、WLCと無線APが同一セグメントに存在するため、
Deployment scenarioは、「LAN」を選択する。
NEW_WS000000(2)

















(2)「NEXT」をクリックする。


次に、設定する無線APを選択する。
(1)「ALL APs」を選択する。
複数選択肢が存在するが、本構成は無線AP台数も少ないため「ALL APs」を選択する。
NEW_WS000004







※ここで表示されている無線APは、既にホスト名やコントローラのIPアドレスを設定済みである。
 よって、図にホスト名やWLCのIPアドレスが表示されている。

「ALL APs」を選択するとWLCが認識している無線APが表示される。
接続している無線APと表示内容が一致していることを確認しておく。

(2)「NEXT」をクリックする。

次に、WLCのIPアドレスを設定する。
(1)「Manual」を選択する。
手動で設定するため、「Manual」を選択する。NEW_WS000005①









(2)「For all APs」を選択する。
NEW_WS000005②





(3)WLCのIPアドレスを入力する。NEW_WS000005③





(4)「NEXT」をクリックする。

次に、無線APのIPアドレスやDNSサーバ等の基本的な設定を行う。
(1)無線APの基本設定を入力する。
NEW_WS000015





(2)「NEXT」をクリックする。
※設定もれがある場合は、ブラウザの下部にエラーが表示される。
 その場合は、設定内容も再度確認、修正し「NEXT」をクリックする。
NEW_WS000016



次に、無線APが所属するグループを設定する。
(1)「Specify AP Group for all APs being configured」を選択する。
今回は無線AP全てを一括設定する。
(図は下部参照)

(2)AP Groupは、「default」を選択する。
NEW_WS000017









最後に、今まで設定した内容をWLCのconfigに反映する。
(1)画面右下の「Configure APs Now」をクリックする。NEW_WS000021











(2)反映が完了したことを確認し、画面右下の「Close」をクリックする。NEW_WS000022








(3)画面上部の「Save Configuration」をクリックする。
 (2)までの操作では、running-configに保存されただけで、
再起動すると設定が消えてしまう。
必ず「Save Configuration」をクリックする。

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昔は、WLC(無線LANコントローラ)なんて使わなかった気がします。
自宅の無線LANはWLC無しで使っているが、困ることはない。
そもそも、WLCは必要ですか?
かなり高価ですし・・・ 


ARUBAでも集中型と自立型があり、自立型の場合はコントローラなしで利用できる。ただ、最近はWLCを使うことが前提となっているというか、ある程度の規模ではあった方が便利かなと思う。
ArubaではIAPがあるので、WLCが無くてもAPがWLCの役割を果たす。これはおすすめだ。


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